企業で大切なVision・Mission。それを体現するのに必要なのは「WAY」だった!!

組織

こんにちは!シェルフィーでマーケティングを担当している友添です。

前回のCEO呂インタビューでは、シェルフィーがVision・Missionの体現を目指していることをお伝えしました。その「Vision・Missionの体現」においてシェルフィーが重要視しているのが、WAYと呼ばれる2つの行動指針です。

1. ASK WHY ー本質の追求ー

他者に対しても、自分に対しても常に「なぜ」を問おう
腑に落ちていない行動はやめよう
既存の考えをそのまま取り入れるのはやめよう

 

2. PUSH with Respect ー挑戦と協調ー

全てのステークホルダーの立場と想いを理解し、シェルフィーの価値を追求しよう
リスクを恐れずに、考え抜き、実行しよう
他のメンバーを尊重しながらも、議論を起こすことを恐れないようにしよう

WAY→Mission→Vision\(^o^)/ というように、日々の業務の中でWAYのアクションを起こせば、Missionを遂行し、そしてゆくゆくはVisionに辿りつく。といったように連鎖していくと私たちは考えています。

というわけで、シェルフィーでは日頃からWAYを大事に仕事をしています!

そう口で言うのは簡単に聞こえますが、「実際WAYをどうやって行動に移すの?」という点が気になりますよね。そんなわけで、今回はシェルフィーメンバーに具体的なWAYの体現化をインタビューしてきたので、そのレポートをご覧ください( ^ω^ )↓↓

WIN-WIN-WINが実現するサービスの提供を目指す(カスタマーサクセス・宿利

「カスタマーサクセス(CS)におけるWAYの体現とは、『ITの力だけでなく【人の力】を使って業界の良い部分を維持し、サービスに関わる全ての人の納得感を生み出す』ことです。

これは本質的な理由を追求して生み出されたものです。シェルフィーが達成すべきことは、建設業界に健全な競争環境を生み出し業界を変革することです。そこに行き着くために、手段は選びません。そのため、IT企業でありながらも、テクノロジーだけに頼らずに直接お客様とコミュニケーションを取り、建設業界に寄り添ったアプローチをしているのです。

ビジネスのためにものを作る、ではなく、相手のために良いものを生み出すということに重きを置く職人さんたちの『人情』は今後も残していくべき多いな魅力です。そのため、無理にシステマチックな仕組みで業界を変革しようとするのではなく、ものづくりの職人さんのハートフルな気持ちを尊重し、全てをITで済ませない仕組みを作っています。『ものをつくる』ことが建設業界の本来の姿であるということを忘れず、ITによる業界変革をしつつも業界の良い部分は残していく。シェルフィーではこの考えを常に大切にしていますし、今後も持ち続けていくべきだと考えています。」

「またWAYの体現化である『サービスに関わる全ての人の納得感を生み出す』というのは、お客様だけでなく、私たちシェルフィーメンバーも含めた納得感のことを指しています。お客様のためにという気持ちだけを追求して自分を犠牲にするのは本質的ではありません。【施主様】ー【内装会社様】ー【シェルフィー】のWINーWINーWINはCSが突き詰めるべきことだと感じています。

CSは施主様と内装会社様がマッチングする所から無事施工が終わるまでのサポートをしています。『コンペの後に、施主から返事が来ない』『マッチング後に、施主と内装会社の間で関係性を作るのが大変』など施主様と内装会社様の間のいざこざが起こると、CSは立場的に板挟みになってしまうんですよね。そういう場合には、CS全員で話し合い、その状況で最も適切な判断をとるよう心がけています。お客様それぞれのWINとシェルフィーのWINを洗い出し、状況に応じた最適解を見つけるんです。意見に間違いはないので、相手を尊重しつつも、自らの意見を発言することを恐れないようにしています。

BtoBのマッチングサービスで3者のWINを追求する例は珍しいと思います。地道な作業ですが、シェルフィーのCSらしさとしてこれからもさらにWINーWINーWINを追求していきたいですね。」

シェルフィーのVision・Missionに共感してくれるファンを増やしたい(セールス・武田

「セールスのWAYの体現とは、『建設業界を変革したいというシェルフィーの世界観に共感してもらい、お客様と共にVisionに向かって進んで行く』ことです。自分もお客様も腑に落ちてない状況で物事を進めていてはあるべき姿には辿りつきません。そのため、「なぜ」そうするのかをお互いが理解し、共感することを第一に心がけています。

ある意味で建設業界は『鎖国状態』なんですよ。旧態依然で、新しいことを受け入れにくい環境が出来上がっている。また必要以上な多重構造により、『ものづくりをしたい!』というピュアで真っ直ぐな思いを持った職人さんたちの声が届かない状況もあります。これは決して今の建設業界のせいではありません。永年の積み重ねによって出来上がった業界構造そのものがこの状態を生み出しているんです。

そのため職人さんたちと接する時は、『あなたたちのピュアな思いを叶えるために、業界を変えたいんです』という思いを伝え、理解してもらう事を心がけています。『これは間違っているから変えてください』といったように職人さんたちの否定はしません。業界の人たちをリスペクトをしているからこそ、頑張れば頑張るほど報われる環境の構築に貢献したい。その世界観に共感してもらえるよう、業界の人たちが今必要としていることを考え抜くよう努めています。」

「サービスを売り、ユーザー数を増やすこともセールスの目的の1つですが、さらに大事なのはシェルフィーのビジョン・ミッションに共感してもらい、ファンになってもらうことです。

セールスを行う際にリスクとなるのは、業界の人に『シェルフィーが気に入らない』『業界のこと知らないくせに何言っているんだ』と思われることです。新しい価値観のもとで動いているシェルフィーを受け入れづらく感じる人もいるはずですからね。ですがPUSH with Respectの指針でみれば、そのリスクを恐れて行動をやめるのではなく、逆にそうならないように考え抜き、シェルフィーのファンを着実に増やしていくことが私たちが起こすべきアクションです。

このWAYの行動指針によるアクションで、『シェルフィーだったら何か面白い事やってくれそうだから協力するよ』『今までになかった取り組みを実行しているから応援しているよ』と力になってくれる業界の方も増えてきています。ユーザーというハード面だけでなく、シェルフィーのビジョン・ミッションに共感してくれるファンといったソフト面をこれからも伸ばし、お客様と一緒に力を合わせて業界変革をしていきたいですね。」

建設業界に浸透するようなサービスを目指す(デザイナー・石川

「デザイナーとしてのWAYの体現とは『建設業界で必要とされているサービスをいち早く提供し、今やるべきことを地道にこなしながら、業界内にサービスを浸透させていく』ことです。『今なぜそれをするべきなのか』と自問自答し、Visionまで遠回りしないように腑に落ちないことはしない。このことを大事にしています。

業界が求めているサービスをいち早く作るために、数値によるリサーチだけでなく、インタビューなど人の力を使った分析を行っています。普段通りサービスを使う様子を実際に見させてもらうことで、データだけでは見えてこなかったユーザーのつまづきポイントや建設業界ならではの特性に素早く気づくことができるからです。

その際には、先入観を捨てて、ユーザーの率直な意見を尊重することを大切にしています。例えばIT業界でよく使われているGoogle Calenderのような機能が建設業界ではあまり普及していない、なんて事例もあります。先入観を持って話を進めると、こういった建設業界の人たちの「素」を見つけることができないんです。そのため、建設業界で求められていることは何かを探れるよう、ああだこうだ言わずにユーザーの普段考えていることを引き出すようにしています。」

「ユーザーファーストでサービス設計を行うか、それとも数字を追うのかといった議論が出ることもあります。もちろんデザイナー目線でみれば100%ユーザーファーストで行きたい気持ちはありますが、そのいった問題に向かう時には、ビジョンを達成するために今何をするべきかという考え方をするようにしています。建設業界を変革するために、まずはユーザー数を増やしてサービスを拡大しなければならない。そうなると今のフェーズで100%ユーザーファーストというわけにはいかなくなってくる。どんなにユーザーに優しいサービスを作っても、業界に浸透していなければ価値は生まれませんからね。そうやってあるべき姿から落とし込んでいくと、今やるべきことが見えてくるんですよ。

その際には、他のメンバーの声にも耳を傾けるようにしています。この職種だったらどう思うかな、この人だったらどう思うかな、といったように他人の意見を尊重し、最終的な刷り合わせをしています。それが出来るのも、シェルフィーのメンバーに共通認識があるからだと感じています。ビジョン達成のためにシェルフィーが実行するべき行動範囲が考え抜かれているんです。その共通認識をもとにコミュニケーションをとり、自社の状況とユーザーの状況を天秤にかけて判断をしています。

将来的には100%ユーザーファーストで、職人さんたちのために作り抜いたサービスが提供出来るよう、日々前進したいですね。」

今後に向けて

ここまで、シェルフィーではどのようにWAYを体現しているかを紹介してきました。現在メンバーが26人まで増えた事もあり、今まではface to faceで伝えられていたWAYのアクションが今後は伝わりにくくなるといった点が出てくるかと思います。そのため、これからさらにWAYの浸透を重要視し、今いるメンバーとこれから入ってくるメンバーが行動の判断軸をもって取り組める環境づくりに努めていきたいと考えています!

というわけで、シェルフィーではビジョン・ミッションに共感し、一緒にWAYを体現してくれる人を募集しています!!国内2位の市場である建設業界を変革するにはまだまだ仲間が必要です!

この記事を読んで少しでも興味を持ってくださった方、まずは一度お話してみませんか?みなさんの応募お待ちしています 🙂

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