【セミナーレポート】京都府建設業協会 宮津支部にてCPDSセミナーを開催しました


2023年9月14日(木)に開催された京都府建設業協会 宮津支部(以下、宮津支部)の「建設キャリアップシステムの理解と認定システムを活用した働き方改革に繋がる運営方法等」のCPDSセミナーに弊社広報担当の竹内が講師として登壇しました。
講習では、宮津支部の会員様に向けて建設キャリアップシステム(以下、CCUS)の基本理念や京都府におけるモデル工事動向と公共入札への影響、働き方改革に向けた安全書類電子化の有効性などを説明しました。

登壇の背景

宮津支部では官公庁の工事件数が少なくCCUSについての理解を深める機会がない状態でしたが、今年6月より舞鶴や宮津など近隣エリアの工事でCCUS加点が本格化したことにより、宮津支部全体のCCUS理解度を上げることが急務となっていました。
Greenfile.workは建設業界へのCCUS普及を目的に、CCUS運営母体である一般財団法人 建設業振興基金と「CCUSの導入と運用に向けたセミナー」を定期的に共催しており信ぴょう性の高い情報発信ができることから、講師として登壇することになりました。

CPDSセミナーとは

CPDSは個人IDの加入者が講習会などで学習をした場合に、その学習の記録を登録し、必要な場合に学習履歴の証明書を発行するシステムです。CPDSは技術者の研鑽を積む姿勢を現すため、技術力を適切に評価する指標としても有効と考えられます。このため公共工事の入札の総合評価における技術者加点や経営事項審査の評点にも活用されています。※(一社)全国土木施工管理技士会連合会継続学習制度(CPDS)ご案内より抜粋

講演内容の一部ご紹介

CCUSの基本理念

CCUSは技能者の保有資格・社会保険加入状況や現場の就業履歴などを業界横断的に登録・蓄積して活用する仕組みで、『若い世代が安心して働き続けられる建設業界を目指す』ことを目的としており、技能者にとって資格の証明や賃金の向上などのメリットがあることを紹介しました。

京都府におけるモデル工事動向と公共入札への影響

CCUSの対応状況は公共工事の入札加点としても注目されています。各都道府県や指定都市のモデル工事の現状について解説しました。

働き方改革に向けた安全書類電子化の有効性

CCUSとGreenfile.workを連携させることが働き方改革に有効であることも紹介しました。
CCUSと安全書類電子化サービスを連携しない場合、CCUSと安全書類に同じ項目を入力しなければならず、二度手間が発生してしまいます。CCUSとGreenfile.workを連携すると、Greenfile.workに入力した項目をCCUSに連携できるため、業務時間が短縮されます。そのため、安全書類の電子化は働き方改革にも有効となります。

CCUSの概要や運用方法のセミナーも随時開催しております。

今後もGreenfile.workは建設業界の人手不足や働き方など様々な課題解決のため、
サービスの強化を図り、建設DXの活性化に貢献してまいります。

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