デザイナー/「僕、現状維持してないか…? 3年間務めた会社を辞め、成長を求めたどり着いた場所」

interview

入社する前

デザイナーやエンジニアの肩書きを持つ人は、幼い頃からものづくりが好きな人は多いと思いますが、僕もその一人でした。子供の頃、遊戯王が流行っていて新しく発売される遊戯王カードの更新をまとめたサイトが出回っていたのですが、それを見た僕は使うだけじゃなくて「これを作ってみたい!」と思い、12歳のときにはじめてHTMLやCSSを使って独学でカードゲームのサイトを制作しました。

それをWeb上に公開したらインターネットの住民が「すごいじゃん!」と褒めてくれて、すごく高揚したことを覚えています。自分が作ったものを褒めてもらうことが嬉しくて、それから趣味程度ですが様々なサイトを作るようになりました。

高校卒業後は専門学校で映像を学びました。本当はWebの道に進みたかったのですが、地元の北海道にWebスキルを学べる学校がなかったのと、映像を使って自分にしかできない表現をしたいという単純な憧れから映像を専攻しました。すごいものを作って周りに認められたいという承認欲求が溢れ出ていましたね(笑)。

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その後専門学校も卒業を控え進路を真剣に考えた時、このまま映像の道に進むのか、それとも幼い頃からサイトを作ってきた経験を生かしてWebの道に進むか悩みました。でもよく考えると映像とWEBには共通点があって、どちらも”表現の場”だと気付いたんです。そう考えると、Webは表現の幅が非常に広く、映像はもちろん、文章にだって触れられる、3Dだって扱えるかもしれない。それに気付いてからはWebという表現領域が広い土俵で勝負していこうと決めました。

就職は道内で探していたのですが、Web系の仕事があまりなかったんです。そんな時に前職の採用担当が偶然来校して、これはチャンスだと思い、即興で卒業制作をプレゼン、その場で内々定をもらいました。それがきっかけで上京し、東京のWebのコンテンツ制作会社に3年間務めました。

シェルフィーに入社した決めたわけ

前職の業務では効率やスピードを求められていたので、そういった面では学べることは多々ありました。ただ3年ほど経過すると、Webデザイナーとしてより広範囲な業務に携わりたいという成長意欲が強くなり、転職を考えるようになりました。

そんな時に突然、僕のポートフォリオを見たというシェルフィーの人事担当者から、採用目的のランチの連絡がきました。それがシェルフィーとの出会いです。その後チームメンバーや直属の上司となる緒方、代表の呂と話したのですが、現状のスキルに自信を持てなかった僕に「現時点のスキルの高さも重要だけど、それより新飯田くんのような成長意欲や学習意欲がある人と働きたいと思っている」と言ってくれたのが非常に嬉しかったです。

またWebデザインだけではなく、マーケティングに触れられるという点でも、施策の段階からデザイン、実装まで一貫して任せてもらえるシェルフィーは非常に成長できる場であると思いました。

組織の面でもシェルフィーは会社の環境を説明するのに、「和やかな雰囲気」、「フラットな人間関係」といった抽象的な言葉ではなく、会社がフラットでいられる仕組み(ビジネスサイドを含め社員全員がgithubを使ってコミュニケーションしている、slackで全体共有、週一でフォローアップがあるなど)をしっかりと具体的に伝えてくれました。そのおかげで非常に高い納得感を持って、入社を決めることができました。

シェルフィーでの業務内容

 現在はサービスのUIデザインや実装を担当しています。機能の改善や施策の横展開などをプロダクトマネージャーや他のデザイナーと相談・検討し、エンジニアと連携して実装することが今の主な業務です。デザインだけではなく文章を考えることも多く、オペレーションを円滑にするために他部署を巻き込みながら、デザインや内部構造を作り上げています。

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-プロダクトマーケティング部のチームとしての強み

 プロダクトマーケティング部はスペシャリスト集団です。一人一人が秀でたスキルを持っているので、いい意味でプレッシャーのあるチームだと思っています。デザイナーにしてもマーケターにしても、アウトプットが非常に高いので、最初は毎週ある部署のミーティングにいるだけですごく勉強になりました。チームの中に目指すべき先輩や上司がいるのは、ある意味贅沢な環境だと思います。

シェルフィーの組織について

 組織作りに非常に力を入れている会社だと思います。どの部署も分け隔てなく関わりがあるのは組織としての強さだと思っています。他の会社であればデザインチームがあったとしても、その部署だけで完結することも多いと思うのですが、シェルフィーではその壁はありません。他部署との連携が早いからこそ、会社の数字表記やユーザーのインサイト分析をセールスやクオリティーマネジメントを通してスムーズに聞け、レスポンスもかなり早いのでスピードを落とさずにデザイン業務に取り組むことができます。

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今後、目指すべき人材像

 問題が発生した際に相談されたり頼られる存在でありたいです。そういった人が会社で一番価値のある人だと思っていて、そのためには会社からみて必要不可欠なスキルや人間性を身につけなくてはいけないという危機感があります。

また僕らが挑戦している建築市場はITに詳しくないターゲットが多い分、どんなによいサービスを作ったとしてもそれがすんなりと浸透することはありません。だからこそ、伝え方には苦労しますが、そのぶん入社してすぐに任されたバナー広告のデザインがコンバージョンアップに繋がったことは非常に達成感を感じました。

 そういった地道な成果を積み重ねて、建築業界に対して変革を起こせるような影響を、デザイナーとして生み出していきたいと思っています。

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